2020年04月29日

勝ち負けを超えていきたい(コロナ禍に思うこと)

"コロナとの戦い"
"コロナに負けるな"
"コロナに勝つ"…

各種報道をはじめSNS、また街の中の貼り紙などに溢れていて、一日に一回は必ず目にする言葉だ。
また、国家間においてもアフターコロナで何処の国が主導権を握るかという戦いにも注目されている。

その度に、違和感を感じてしまう自分がいる。

15年前にはじめて選挙に出馬し、それから地元の選挙や友人の選挙など、関わり合いの大小はあれど数十件の選挙に関わってきました。
喜び、楽しみ、感謝、爽快、恍惚、優越、愉悦、狂喜、安心、安堵、愛しさ
怒り、恐れ、苦しみ、悲しみ、憤り、妬み、嫉み、絶望、失望、憎しみ、蔑み
などなど、プラスの感情、マイナスの感情、更には、行き過ぎたプラスの感情、行き過ぎたマイナスの感情という人間が感じることの出来るであろう感情という感情を感じて、人間の良い面悪い面を身体に刻み込んで来ました。
負ければただの人以下という誹りを受ける政治の世界に浸っていますので、勝負ごとの大切さは理解しているつもりです。
"行き過ぎた平等主義により、人が競争することの大切さが損なわれてはならない"と議会で質問したこともあり、競い合うことで切磋琢磨し、互いに向上し成熟していくことは、とても大切だと思うのです。
また、勝敗優劣を競わない合気道において、同期に負けたくない、後輩より上手でありたい、という少しの競争心は稽古を続けていくモチベーションの一つでもあります。

何故、違和感を感じるのだろう…?

それは、コロナがわたしたち人類に伝えようとしてくれているメッセージを考えた時、これまでの価値観を変えて、バージョンアップしなければならないと思うから・・・やと思います。
これまでの社会は、「競争・対立・戦争・収奪・格差・支配・コントロール」の時代であり、勝者敗者、支配被支配、損か得か、物質か精神かなど二極化を招いてきました。
これからの社会は、「調和・バランス・多様性・自由・自立・陰陽和合・平和・平等・無条件の愛」を大切にした統合の時代になると言われています。
(参考資料:山本貴史さんのnote”#11. 大和の時代のイメージ。”

人間も自然の一部と考え畏敬の念をもって自然と向き合う、自然との共生
互恵の精神により高い信頼感に基づいて支え合う、他人との共生
国の歴史や伝統文化、民族や共同体の多様性を守る、国と国との共生
「勿体ない」「足るを知る」という高い精神性による、物質と精神の共生
という共生する社会をこれからの私たちはイメージする必要があると思うのです。

調和、バランスを大切にする価値観ですので、戦いや損得などを一切否定するのではなく、これらのバランスを取って調和する考えが大切です。
人間を脅かすウイルスは悪だと決めて、その戦いに勝つことが正義であるという、勝ち負けが先に来るマインドセットから、共生、調和、バランスが先に来るマインドセットへとバージョンを改めて行かなければならないのだと思うのです。

fukumarutakayuki at 16:40 Comments(0)  

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