2015年09月29日

茨木市9月議会終了後の想い

9月3日から28日の日程で9月議会が開催され、昨日閉会しました。
今回の議会は「茨木市立市民体育館条例の一部改正について」「茨木市立いのち・愛・ゆめセンター条例の一部改正について」「大阪大学集束超音波治療学寄付講座設置事業」など活発な議論が行われました。
私が議会に入って7年間において精神的にも肉体的にも一番キツい議会でした。
(幹事長(会派の代表者)という役職でもあったので余計にキツかったです。)
中でも「大阪大学集束超音波治療学寄付講座設置事業」については、6つある会派のすべての会派から質問が実施されるなど一番活発に議論され、賛否については反対意見が多い状況でありました。
結果、「大阪大学集束超音波治療学寄付講座設置事業」を進めることに賛成した議員は8名、反対した議員は19名、退席した議員1名(退席とは、その議案に対する意思決定を保留するという意思表明です。)という結果で我々が上程を行った「大阪大学集束超音波治療学寄付講座設置事業」を削除した修正案が可決されました。

とここまでは良かったのですが、この修正案を決めるにあたっての投票行動については不満が残るものでした。
それは、修正案に対する投票が無記名投票により実施されたことです。
無記名投票になってしまったので、どの議員が賛成したのか、又は反対したのかが全く分からない状況となってしまったのです。
有権者の皆様にどの議員がどの様な投票行動をとったのかが全く見えないし、議員通しでも大体の予測はつきますが本当のところは分かりません。
無記名投票では議会として各々の議員の態度が市民に対して不透明になってしまうので我々の会派から記名投票で行って欲しい旨の要求書を提出し、賛否を図りましたが結果15対13で無記名での投票で採決することが決定しました。

茨木市議会では、議会改革推進委員会を立ち上げ議会基本条例を策定し、市民に分かりやすい開かれた透明性のある議会を目指すとしているにもかかわらず、今回の無記名投票は逆行するものです。
「行動こそ本音!」
議会報告会とか提言書を提出するとか、ある種パフォーマンス的な側面を持つものに力を注ぐのではなく、議員の一番の本分である本会議場の議会の場において市民に分かりやすく開かれた透明性のある行動をしなければならない!
と憤りを覚えた後味の悪い議会となってしまいました。

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【参考までに、以下、私が行った修正案に対する趣旨説明です。】
議案第67号大阪府茨木市一般会計補正予算(第1号)の修正動議について趣旨説明を申し上げます。
本修正案は、第4表 債務負担行為補正から「大阪大学集束超音波治療学寄付講座設置事業」を削除するものであります。
「大阪大学集束超音波治療学寄付講座設置事業」については、今議会において各会派から質問が実施され非常に活発な議論が行われました。
「事業実施に至る経過」「本市医療行政に与えるメリット」「集束超音波治療学を選定した理由」「本市が寄付講座として大阪大学教授の人件費を捻出する妥当性」更には「運用後の訴訟リスク」まで、様々な角度から多くの議員が質問を行い議論されました。
本事業の内容は、本年6月に「報告事項」として議員に報告があり、平成27年6月本会議において議論がなされ懸念事項の指摘がありました。その後約3ヶ月程度の時間があったにもかかわらず、具体的な改善がなされていない状況で今議会において予算案が上程されています。
行政側からは今回の事業実施により、大阪大学とのパイプを広げ、医師の連携や医師確保など将来の本市医療行政の発展を期待するとの答弁がありました。市長は議会答弁において“阪大と茨木の総合病院、それの協力体制、これははっきりと寄附講座の中で、明確にその協力はうたわせていただきたい”と明言しておられましたが、これらを裏付ける「協定書」や「覚書」が最後まで明らかにされることはなく、本市が国立機関と約束を取り交わす上において機が熟した状態であると認識することができませんでした。
また、数ある研究の中で何故「集束超音波治療学」でなければならないのか。本態性振戦やパーキンソン病患者が本市に突出しているわけではなく、本市固有の行政課題として認識することもできませんでした。
そもそも本来であれば、国の研究費などで実施されるべきものであるにも関わらず、今議会の議論を通じて、本市の税金を捻出する妥当性や納得性が明らかにされることはありませんでした。
以上の観点から、本修正案を提出させていただいた次第です。
最後に、「集束超音波治療学」の研究の成果が一日も早く実りあるものとなり、現在、本態性振戦やパーキンソン病で闘病中の皆様方の救いとなることを念願して趣旨説明とさせていただきます。
議員各位のご賛同を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。


fukumarutakayuki at 11:55 Comments(0) TrackBack(0)  

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